京急電鉄　600形

概要

京急600形は、1994年に登場した形式です。8両編成8本(64両)と4両編成6本(24両)が製造され、2020年5月現在全編成が運用されています。

外観は、これまでの形式から一新され、以後制作される形式に引き継がれるデザインとなっています。特徴的なのはワイパーをカバーで覆ったことで、スッキリとした外観となっています。

登場時のワイパーカバーはグレーでしたが、程なくしてホワイトに変更されましたが、更新工事施工後は連結作業時の視認性向上のため、「600」とスリットが入ったものに交換されています。

走行装置は、1500形の1700番台に準じていますが、608編成・651編成～656編成は、両数の変更が容易に行えるように変更されています。

室内は、ツイングルシートと呼ばれる二人掛けと一人掛けとを変更できるクロスシートが設置されていましたが、クロスシート固定化やロングシート化の改造を受けたのち、更新工事の際に全車ロングシート化されました。(車端部を除く)

登場時より次駅接近警報装置を搭載し、京成線高砂以東へも乗り入れ、2010年7月の成田スカイアクセス線開業後は、アクセス特急にも充当されています。

606編成は、車体が青色に塗装され、「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」のして運用されています。

全編成写真集